初めに!!
入門コース、基本コース、応用コースの一部では教育用ロボットに 日本製(大阪日本橋:ダイセン電子工業)
TJ3Bを使ってきました。
目を世界に向けると、教育用ロボットとして有名なのがデンマーク製・レゴマインドストームですが、価格が
高くて低学年向けの教育用機材としてふさわしくないと判断しています。
このような背景の中、ロボットではないのですが教育用のマイコンとして世界で注目を浴びている物があります。それが ラズベリーパイ ( Raspberry
PI )です。とにかく機能はパソコン並みでLinuxが走り、クロックも
700MHz、メモリーも大容量であるのも関わらず価格が、2000円/3000円台と低価格です。
当クラブの上級者の人には、一度このマイコンを使ってロボット製作にチャレンジしてもらいと思っています。
ただ、海外製の為、資料はすべて英文ですし購入しても説明書は一切ありません。(Web上に有りますが英文)
世界で多くのユーザーがいて、Web上に投稿も多いので参考になるのも多いのも事実ですが、英文で敷居が高い
のが現状です。
<参考>
Raspberry Pi は、イギリス・ケンブリッジ大学の教授らが設立した慈善団体「ラズベリーパイ財団」が
開発した名刺サイズのコンピューターです。
このコンピューターを使う事で、子供たちや学生にコンピューター技術を学んでもらいたい、プログラミン
グの知識や技術を身につけてもらう事を目的としています。
若年層や発展途上国でも容易に入手できるように、35ドル以下という安価な価格で販売されている。
英文資料だけでは敷居が高いので、出来る限り基本的な部分は下記に記しますので参考にしてください。
( 日本でも投稿されている方もおられますので、投稿記事を参考にさせていただいています。)

ラズベリーパイ の ロゴ です。
Raspberry Pi が届いてからの準備
今回は、Raspberry Pi + Camera + LinuxOS ( 4GB/SDメモリー )セット品を購入しています。( \5000-
)
上記以外に、準備すれものとして以下の物を準備してください。
@ ディスプレー
HDMI 又は DVI 対応のディスプレー
A ディスプレー用ケーブル
HDMIケーブル 1本
B USB キーボード
C USB マウス
D USB AC アダプタ
USB−micro USB ケーブル + ACアダプタ(5V/1A)
E USB ハブ( セルフパワー方式 )
F SD カード
4MB以上のSDHC メモリカード( class 10 が推奨 )
class 4 で、4MB/s程度に対して、class 10 は、10 MB/s, 20 MB/s
下記写真では、マウス、キーボードは無線式となっています。( モニタは、キーボードの上にあります。)
起動ディスクの作成
セット購入時、LinuxOS が書き込まれた SDカードが入っているので、即起動が出来ますが、通常の購入方法では全く動作しないので、まずは起動ディスクの作成手順から始めてみます。
Raspberry Pi を操作するには OS(基本ソフト)が必要です。購入時はまったくソフトはインストールされて
いませんし説明書もありません。
まずは、SDメモリカードに OS をインストールし、これを起動ディスクにする作業から始めます。
Raspberry Pi からは起動ディスクを作成できないので、パソコンにSDメモリカードを接続してパソコンから
OSのディスクイメージをSDメモリカードに書込み必要があります。
< 参考 >
Raspberry PI 用のディストリビューションには、以下の物が準備されています。( 2013年10月現在 )
Raspbian / Aech Linux Project / RaspBMC / RISC OS / Open ELEC / Pidora
/ Squeezed Arm-
Puppy Alpha 4 / RaspRazor / Suger / Berry Webserver / RaspyFi
以前は、各OSごとにOSイメージ・ファイルをダウンロードして解凍し、SDメモリカードに書き込む必要が
ありましたが、2013年6月 より NOOBS( New Out of Box Software )がリリースされ、1つのツールで
複数のディストリビューションのダウンロードとインストールが可能になりました。
今回は、このソフトを使って、Raspbian をインストールしてみます。
OS の ダウンロード
パソコンの Web ブラウザでラズベリーパイ財団のWebサイト(
http://www.raspberrypi.org/ )に入り
最新の OS をダウンロードします。
下記 Web サイト上部にある「Downloads」を選択します。<2013/10/24 現在 >
Web サイトは、デザイン、内容が頻繁に変わりますので下記デザインで表示されない事があります。
「Downloads」先の内容も変わっています。
「Downloads」の Top には、プログラムの説明文があり下段に少し見えている「NOOBS」が最新版の様である
早速、ダウンロードしてみましょう。
<最近公表されたNOOBS(ラズビアン)ですが、起動ディスクとして「New Out Of Box Software ( NOOBS )」
が推奨されていますので使ってみます。>
下段にある「NOOBS( offline and network install )内にある image 右横の「NOOBS_v1.3.zip」をダブル
クリックしてダウンロードして下さい。容量が1GB以上あるので数分間かかります。( 赤枠部分です。)
ダウンロード中です。( 1.11 GB の 72% ダウンロード中 )
ダウンロード結果と解凍結果
フォルダの中身は、以下の内容が入っています。
起動用のバッチファイル、各種OSも選択できるように6種類入っています。
ここで、実験をしないと解りませんが、SDメモリカードには上記のファイルをそのままセーブして起動ディスク
とする方法と、イメージ化してセーブする方法が有るようでイメージ化する場合は専用ソフトが必要です。
「Win32 Disk Imager」というソフトで下記からダウンロードできます。
それぞれの特徴を記します。
@ NOOBS 使用の場合
・ 各種 OS を試したい時( 最新版では、6種類で選択可能 )
・ 頻繁にOSを再インストールする時
・ ダウンロード後、解凍して即使用できる。
A デスクイメージ使用の場合
・ 用途が決まっていてOSに入れ替えが無い時
・ SDカードの容量が小さい時
・ ただし、OSのイメージファイルを読み込み、DDコマンド等でSDメモリカードへ書込む必要がある。
このクラブでは、専用機器(ROBOT)を製作するのではなく、教育目的なので「NOOBS」を使います。
起動ディスクから、起動して初期設定
セット購入した SD メモリカードから起動したものと、最新版 OS をダウンロードした物をセーブした SD メ
モリカードから起動した内容の確認をしてみました。
下記画像は、ディスプレーをハードコピー出来ないので写真撮影したもので モアレ がでました。
下記画像は、セットで添付されていた SD メモリカードでの起動画面
下記画面は、ダウンロードした 起動ソフトで起動した起動画面
上記画面TOPに「HOOBS」の Ver が表示されています。それをみるとセット購入品では、Ver 1.2.1 ですが、
最新版のダウンロード版では、Ver 1.3.0 となっているので、これを使用(新しい)します。
皆さんが使う時は、もっと新しい物が公開されていると思います。
ここの画面には、現れていませんが(下段にあるのでカットしました)言語選択タブがあり「日本語」を選択し
ています。しかし、「イメージの復元」と「終了」しか日本語になっていません 、New Ver では、イメージの
復元は、Install となっています。
画面上には色々な OS が選択可能となっていますが、今回は「Raspbian」を選択しました。 ( 最上部 : 左記 ロゴ マーク)
「Install」をクリックして「Raspbian」をインストールします。
「Raspbian」にチェック(選択)して、「Inatall」ボタンをクリック
イメージ書込みの確認ダイアログが表示されます。「はい」を選択します。
ダウンロードが開始されます。容量が 1.639GB あるので時間がかかります。
正常にダウンロード出来たか聞いてきますので「OK」ボタンを押します。
Linux OS「Raspbian:ラズビアン」が起動します。( 下記画面は、起動中 )
セットアップオプション画面により、各種初期設定ができますが、ここではデフォルトで使用します。
後で変更が出来ますので、問題有りません。
キーボードから下段にある「Finish」を選択して初期設定を終了します。
初期設定が終わりましたので、リブート(再起動)します。
OS が再起動しました。起動中画面
最後に、Login ID と Password を聞いてきます。
Login ID : Pi
Password : raspberry を入力します。( 後で変更できます。)
Login して、コマンドラインに入った画面です。
終了コマンドは、「Exit」で OS から抜け出ます。
以降は、電源を入れればログイン、パスワードを入れて上記画面のコマンドライン状態になります。
次ページからは、GPIO を使って簡単な電子工作を体験してみましょう。

